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01 山下吉蔵の墓、切込焼陶工、宮城県加美町
県道262号ぞいにある「山下吉蔵の墓」の案内板
(宮城県加美町/2020年8月)







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04 山下吉蔵の墓、切込焼陶工、宮城県加美町


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02 山下吉蔵の墓、切込焼陶工、宮城県加美町


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03 山下吉蔵の墓、切込焼陶工、宮城県加美町



今年の8月中旬に、加美町の宮崎地区を車であっちこっち見て回ったときのことを書いています。宮崎地区とは、20年近く前に合併で加美町ができたとき、合併した3町のうちのひとつ、宮崎町だった場所です。



【 宮城県加美町 / 2020年8月 】


県道262号をはさんだ「切込焼記念館(きりこめやききねんかん)」の向かいに、「山下吉蔵の墓(やましたきちぞうのはか)」という案内板が立っていました。

山下吉蔵という人物は、「切込焼」の有名な陶工だそうです。
(陶工とうこう ー 陶器を製作する人。焼き物師。)

案内板に書いてある解説には「この墓地に眠ります」とあるんですが、案内板の辺りに墓石などは見当たらず、森の奥へ入って行く道だけがありました。

どうやら道の奥に墓地があるようです。

「切込焼記念館」の見学をしたこの機会だから、その有名な陶工のお墓も見ておこうと思いました。



案内板のところから始まる下り道を100メートルくらい歩いて行くと、森のなかに、とても古い墓場がありました。

墓石はどれも形が整えられていない自然のままの石で、土台もないまま地面にゴロゴロと転がるように置かれています。

きっと埋葬の仕方も、現在のような方法になる前の時代のものかもしれません。

今の時代では滅多に見ることがない、本当に古い時代の墓場の光景でした。



このなかで、たった2つだけ他とは全く違う整った形をした墓石が並んで立てらていました。

墓場の端で、少々分かりづらい場所でしたが、そばに白い案内柱が立ててあるので、見つけることができました。

この2つの墓石が、「山下吉蔵 夫婦の墓」でした。

墓には、造花ではあったけど花が供えてありました。









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