入間田雨乞でとった山道の画像
(宮城県・柴田町/2017年11月撮影)
【 宮城県・柴田町、2017年 】
とある秋の日、柴田町(しばたまち)の入間田雨乞(いりまだあまご)という場所にある愛宕山(あたごやま)の辺りを車で走っていたら、途中から、走っていた道路がカーナビで表示されていなくなってしまいました。
実際はその先も道路は続いているのに、カーナビ上では、突然道路が途切れているんです。
車一台分の細い山道だから、簡単に旋回もできないので、かなり不安になったけど、仕方ないからもうちょっと進んでみることにしました。
カーナビに表示されているのは、自分の車を示すポインターだけ。
道路もなにもない場所を、ただそれが移動しているという、―――まるで空でも飛んでいるかのような状態。
実際にはつづいている道路を運転して進んで行くと、カーナビ上に、なにかの点線が現れました。
それは画面の端から端までつづく、長い点線でした。
進むほどに、どんどん近づいてきて、とうとう自分の車のポインターは、その点線と重なりました。
「ん? ここは何の場所だろう?」
と思って車の外を見回しても、そこはただの山の中で、眼に留まるものなどなにもなし。
前も後ろも、心細いだけの道路がつづいているだけ。
カーナビに表示されている点線が何を表しているのか、さっぱり分かりませんでした。
それで、カーナビの縮小ボタンを押して、地図を広範囲の表示にしてみました。
そしたら、その点線の正体が分かりました!
それは、どこまでもずっと長くつづいていて、基本的には白と黒のシマシマになっていて、時々点線になるものです。
地図上で、線路を表す線でした。
白と黒のシマシマのところは地上に出ている線路で、点線のところはトンネル内の線路。
この線路は、東北新幹線でした。
そうか! この真下には、東北新幹線のトンネルが通っているのか!
そう思ったら、なんだかちょっと嬉しくなって、なんの記念だか知りませんが、一枚撮っておきたくなり、初めにのせた画像(01)を撮りました(笑)。
新幹線のトンネルの上に立った記念です。
―――すこし経って、冷静に考えてみたら、こんな場所、あっちこっちにありますよね(汗)。
新幹線のトンネルなんて数えきれないほどあるし、その上を道路が通っているなんてこと、珍しくもないですね・・・。
なんだったら、新幹線のトンネルの上に家がある人もたぶんいますよね。
でもまあ、記念ということで、いちおうブログに画像をのせておきます。
東北新幹線のトンネルの上の山道の紅葉がきれいだった――――――、てことで(汗)。
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