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「大寒の禊ぎ」 (宮城県・七ヶ浜町/2015年1月)
禊ぎの行事のようす。 菖蒲田浜、朝6時30分頃撮影。
















2015年1月20日、大寒の日の早朝。

七ヶ浜町(しちがはままち)の菖蒲田浜(しょうぶだはま)で行われた
「大寒の禊ぎ(みそぎ)」 という行事を、見物してきました。

宮城県では、いつもこの日になると、テレビのローカルニュースなどでは、
大寒を迎えたことを告げるのと一緒に、“今年も菖蒲田浜で 「大寒の禊ぎ」 が行われました”
という話題が、取りあげられます。

以前から、それを見かけるたびに、一度この日に菖蒲田浜に行って、
実際に、行事の風景を、見物してみたいと思っていました。




「大寒の禊ぎ」 が始まったのは朝6時。
冬の菖蒲田浜は、まだ真っ暗で、海の向こうの遠い空が、うっすらと明るく見えるくらいでした。

気温はたった1度。
暴風警報が出ていたこの朝は、とても強い西風が、砂浜に吹き荒れていました。

厳しい寒さのなか、白いふんどし姿の男性と白衣姿の女性のおよそ30人が、禊ぎ行事に挑みました。

冷たい冬の海に入るだけでも厳しいでしょうし、砂浜に戻ってから、
濡れた体を強風に吹かれるのは、身を切りつけられるほどの辛さだったんじゃないでしょうか。




――――――ただ、
見物している僕にとって、この光景は、とても美しく見えました。

白い砂浜、澄んだ太平洋、その向こうに広がる、だんだんと明けてゆく赤い大空、
そして、その景色のなかにある、禊ぎ行事で身を清める人たちの姿。

こんな風景を見ていたら、見物していた自分までも、
今日は特別な朝を迎えているような、とても清々しい気持ちになりました。

この朝、菖蒲田浜の太平洋に昇った朝日は、とても眩しかった。

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「大寒の禊ぎ」 のようす (宮城県・七ヶ浜町)
禊ぎの人たちが、海から戻ったあと。 朝6時40分頃撮影。 明るく撮れてるけど、実際はもっと暗いです。
冬の冷たい海水に入るのもですが、上がってからの方が、もっと辛そうでした。




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「この朝の菖蒲田浜の日の出」 (宮城県・七ヶ浜町)

赤い日の出、とても晴れ晴れとして、すがすがしい気持ちになりました。

菖蒲田浜は工事中で、砂浜と松林の間に、前よりもずっと大きい堤防が造られていました。

東日本大震災の津波後の、堤防辺りが破壊されてぐちゃぐちゃになったようすもなくなっていたし、
震災前まで周囲にあった民家跡の基礎も、枯れ草におおわれていて、
震災直後のようすまでも、分からなくなっていました。







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 「大寒の禊ぎ」2015年度について / 開催日: 2015年1月20日(毎年の"大寒の日"に行われるらしい) / 場所: 宮城県・七ヶ宿町の菖蒲田浜 / 見物: 自由(無料) / 開催時間: 朝6時頃から / トイレ: なし / 駐車場: この年は空き地駐車場みたいな場所に止められた。いつもはどうか分からない。 / ※これらは僕のかってな所見です






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