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『第3回みちのく招福まつりinしばた』 が開催された 「槻木生涯学習センター」
(宮城県・柴田町/2016年10月)
















【 宮城県・柴田町 】


2016年10月30日。

柴田町(しばたまち)の槻木(つきのき)にある 「槻木生涯学習センター」 で開催された 『第3回みちのく招福まつりinしばた』 という催しに行きました。

イベント情報サイトで見つけた催しで、“東北の祝い踊り 「大黒舞(だいこくまい)」 を県内のみならず秋田県・山形県から一堂に会し柴田町に集合。” と書いてあるのを見て、僕は民俗芸能・郷土芸能の風景を見物するの好きだから、おもしろそうだと思って出かけてみたんです。

< はじめに書いておきますが、会場内は撮影禁止だったので、上演風景の画像はのせていません。
  ――――――どうぞ、僕の(つたない(汗))説明だけでお楽しみください。・・・あしからず。>





七福神大黒天(しちふくじん だいこくてん)のかっこうをして踊るのが 「大黒舞」。

福を呼ぶ、めでたい踊りです!

催しには、地元柴田町の団体だけじゃなく、他に宮城県内では仙台市、村田町、山形県では山形市、酒田市、大石田町、河北町、岩手県では盛岡市、秋田県では由利本荘市からの団体が参加していました。

僕が数えた限りだと、全部で17団体! そのうち 「大黒舞」 は10団体で、他の芸能は7団体。

午前の部と午後の部の2公演になっていて、ほとんどの団体がどちらにも出演するんですが、2公演はそれぞれ12団体ずつの出演になっていて、1団体5分から10分の演舞を、順々に披露するといったふうになっていました。

「大黒舞」 だけで、広い地域から10団体も集まるなんてすごいですね。

僕はふだんから郷土芸能・民俗芸能をよく見に行っていますが、これほど一挙に 「大黒舞」 ばかり見物したのは初めてです!

おおまかに、「大黒舞」 のかっこうと言えば、大きな頭巾をかぶり、派手な羽織とはかまを身につけ、手には打出の小づちを持って踊るといったかんじですが、こうやってたくさん見物してみると、団体ごとに、衣装の柄も彩りも違えば、お囃子も踊りも、ずいぶんと違うものなんですね。

どれもすばらしい、さまざまな 「大黒舞」 を見物できて、楽しかったです。

会場の雰囲気もすごく良くて、300席くらいのホールはほぼ満員で、お囃子と踊りが始まると、それと同調するように自然と手拍子がおこり、会場の皆が一体になって楽しんでいました。

次々と 「大黒舞」 の演舞がつづいてゆくようすを見て、なんとも、柴田町にはめでたい気分になれるすばらしい催しがあるものだと、感激しました。

まさに “招福まつり” という感じのする催しでした!





この日は、特別出演で、岩手県盛岡市から、ミスさんさ3人を含むさんさ踊りの団体の出演もありました。

僕はさんさ踊りが好きで、毎年8月に盛岡で開催されている 「盛岡さんさ踊り」 を何度も見に行っています。

やっぱり、さんさ踊りはいいですね、何度見ても楽しいです。

思わぬときに、しかも自分の住む宮城県で、ミスさんさのいるさんさ踊りが見られて嬉しかったです。





追伸。

なんで演舞のようすの画像を載せていないのかというと、会場のアナウンスで、携帯使用や飲食物の注意事項といっしょに、「カメラ、タブレット、スマホなどでの撮影もご遠慮ください」 というのがあったからです。

撮っている人もいたけど、撮影を楽しむための被写体としてじゃなくて、たぶん、出演者のご家族や友人の記念撮影的なものだろうと思います。

催しそのものが、よそからの人を呼び込む為のものじゃなく、何よりも地元の人たちに喜んでもらうための催しといった感じでした。

地元の人たち、とくに中高齢の人たちに多く足を運んでもらい、「大黒舞」 の演舞を楽しんで、福をたくさん授かって帰ってもらいたい。

そうやって、この地域で日々明るく過ごしてほしいという、催しを開いている方たちの思いがあるように感じました。

それから、入場には、当日よりもっと前から入手しておく入場整理券みたいなものが必要だったみたいです。





みんながめでたい気分になれる、すばらしい催しでした!








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