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弥治郎こけし初挽き
(宮城県白石市/2019年1月2日)
(※ 2019年1月1日からブログ管理人の名前を「与平」から「Tanji」に変えました。)
02弥治郎こけし村。
03弥治郎こけし村。 「弥治郎こけし村」の中庭。 「こけし神社」や工房がある。
04こけし神社。
05こけし神社のみこし。
06こけしのみこし。
07こけし神社。
08初挽きのようす。 こけし工人・富塚さん
09初挽きのようす。
10初挽きのようす。
11初挽きのようす。
12こけし神社。
13 こけし神社。
14 工人の方がふるまっていたイノシシ肉の鉄板焼き。
15弥治郎こけし村でチャリティー募金ありで出していた白石うーめんときなこ餅。
16弥治郎こけし村内の資料展示室前。
【 宮城県白石市 / 2019年1月 】
1月2日、『弥治郎こけし初挽き(やじろう こけし はつびき)』という行事を見てきました。
場所は、白石市(しろいしし)にある「弥治郎こけし村」の「こけし神社」。(白石市福岡八宮)
僕の住む宮城県の有名な工芸品であるこけし!
産地のひとつ弥治郎集落という場所で、毎年年明けに行われているこの行事がどんなのか、いっぺん見物してみたかったんです!
午前10時、子どもたちが担ぐこけしの神輿が神社に入ると、宮司と関係者らでの神前の行事が始まり、そのあと10時半頃からこけし工人・富塚(とみつか)さんによる初挽きが行われ、そのこけしが神社に奉納されました。
ろくろを挽いて木材からこけしの形を削り出し、筆を入れて一体のこけしを完成させるようすは、見応えがありました!
弥治郎こけしの世界にすこし触れられた気がして、おもしろかったです。
行事に訪れていたのは全部で150人くらい。
ほとんどが行事関係者や参加者だったけど、こけし好きで見物に訪れた人もすこしいたようです。
「弥治郎こけし村」には工人の方がこけし製作をしている工房が5軒くらいあり、当日はそこの工人のおひとりが、味噌漬けにしたイノシシ肉の鉄板焼きをみんなにふるまっていました。
これがやけにうまかった!
以前どっかで豚汁みたいにしたイノシシ肉を食べたことはあったけど、鉄板焼きは初めてで、こんなうまいものかと驚きました!
それから、「弥治郎こけし村」には無料で見られる常設の資料展示室があり、弥治郎こけしを中心に、いろんな系統のこけしの展示、こけしの歴史・製造工程の解説などをしていました。
ここがすごく良くて、普段でも、車でこの方面に行った人などがちょっと立ち寄るのにとてもいい場所だと思いました。
――――――ここからは、ほんとただの余談なんですけど
僕はちょっと前まで、「こけし」というものにはほとんど興味がありませんでした。
でも、自分の住む宮城県を知るために、産地に行くことがあれば、こけし工房とかを見るようにしてきました。
そうしているうちに、だんだんと「こけし」が可愛く見えるようになってきました。
何年かかけて、「こけし」好きの人の気持ちが、うっすらわかり始めたような気がします。
こけし工人が目の前でろくろを挽いて作っているところを見たとき、「この人が作ったものをひとつ欲しいな」と思うことがあります。
大きな「こけし」を集める気はないけど、「ちっちゃいのならちょっと集めてみようかな」と、この頃思い始めています。
まあ、知識なんぞはないから、この先も「こけし」についてどうこう語る気なんてないけど、もし気に入った「こけし」を見つけて手にしたなら、そのときはこのブログに書きます!
(画像保存設定、01・09~11:96、02~08・12~16:94)
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