【宮城県仙台市】 2023年3月のこと

仙台のシンボル「伊達政宗騎馬像(だてまさむねきばぞう)」が、仙台城跡に戻ってきました!

───2022年3月にあった福島県沖地震(宮城・福島両県で最大震度6強)で、この銅像で政宗公が騎乗している愛馬「後藤黒(ごとうくろ)」の脚首辺りに亀裂が入り、銅像全体が傾いてしまいました。

その後、東京に運ばれて修復・強化工事が行われ、約8カ月ぶりの仙台への帰還となりました。

僕が見に行ったのは、「伊達政宗騎馬像」が仙台城跡の本丸広場に到着した日の翌日です。

この日は、クレーンで吊り上げて、台座の上に戻す作業が行われていました。



01 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[01] 久しぶりに「伊達政宗騎馬像」を見ました。 これぞ仙台のシンボル!



02 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[02] 鋼やワイヤーで囲われている「伊達政宗騎馬像」。 これはこれで、なんかカッコイイ!

伊達政宗公の甲冑といえば、兜に付いている三日月の形をした前立てが特徴だけど、それは外されている状態でした。 後日行われるという「帰還記念式典」で、盛大に前立ての取り付けが行われるようです。



03 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[03] 「伊達政宗騎馬像」を同じような高さからこんな近くで見る機会なんて、そうそう滅多にあるもんじゃないはず。 普段は高さ5mの台座の上にあるわけだし。 この機会にじっくり見てきました。

「政宗公騎馬像」にとって8カ月ぶりの仙台。 この日は天気もよく、戻ってきた銅像の政宗公も、「やっぱりここは落ち着くなあ」と言わんばかりで、腰に手を当て、ご機嫌に見えました。



05 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[05] 吊り上げる直前。



06 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[06] 「伊達政宗騎馬像」がクレーンで吊り上げられているところ。



07 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[07] 「伊達政宗騎馬像」が一番高く吊り上げられた瞬間です。 高さ10m以上あったと思います。

いつもの台座よりも更に高い所で、さぞ仙台の街もよく見えたでしょう。

すごく貴重な瞬間に立ち会えました。



09 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[08] 台座の上に移動したところ。



10 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[09] 「後藤黒」がこっちを見ているところ。



11 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[10] 仙台城跡の本丸広場から眺める仙台の街。 「伊達政宗騎馬像」はこんな風景を見ています。



12 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[11] 仙台城跡の本丸の石垣と仙台の街。



13 仙台城本丸跡伊達政宗騎馬像修復作業吊り上げ台座固定
[12] これは仙台市博物館の裏庭にある伊達政宗公の胸像です。 「伊達政宗騎馬像」がある仙台城跡の本丸広場からは、歩いて10分くらいの場所です。

宮城県じゃ知れた話ですが、今ある「伊達政宗騎馬像」は2代目で、こちらの胸像が、初代「伊達政宗騎馬像」。

もとは胸から下の部分もあり、今ある2代目と全く同じ完全な形をしていたものですが、現在は、胸から上の部分だけが残っています。

この日、横を通ったので画像を撮ってきました。

余談、右奥に写っている階段の辺りは、初夏になるとウバユリの花がたくさん咲きます。



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